水道記念館におけるホタルの飼育について

 平成7年11月に大阪市水道通水100周年を記念して柴島に開館した水道記念館では、来館者の皆さんに自然環境への理解と関心を深めていただくために平成11年淡水魚展示コーナーを設け多種・多様な水棲生物を飼育展示し、水源水質保全の大切さを啓発しています。 この度、新たな試みとしてホタルの飼育に取り組んでおり、ホタルやその餌となるカワニナなど、様々な生き物を通じて環境問題に関心を持ち、自然環境を守ることの大切さを考えるきっかけとなればと考えています。
このホタルは、平成17年7月に、平野せせらぎの里(都市環境局)のほたる舎から約3,000個体のゲンジボタルの初齢幼虫を貰い受けたものです。また、その餌となるカワニナについては、養殖池を設置し、環境保護に努めております。
現在の成長状況ですが、幼虫が数十固体育っており、早いものでは終齢幼虫に成長しています。ゲンジボタルの飼育はかなり難しく、幼虫から成虫になるのは非常にうまくいって1%程度といわれています。成虫になるかどうかは現在のところわからない状況です。 今後、飼育が順調にいき成虫になれば、地元の皆さんにも公開し鑑賞していただきたいと思っていますので、楽しみにしてください。



平成18年7月
大阪市水道局長
近藤明男


水道記念館における「ゲンジボタル」の公開について

平素は、当局の事業運営につきまして、格別のご指導、ご支援を賜り、厚くお礼申しあげます。
 さて、当局では、水道記念館において、大阪市の水道水源である琵琶湖・淀川水系の水環境保全を目的に、水系にすむ淡水魚をはじめとして淡水貝類や水草等、様々な生物を飼育展示しています。その一環として、平成17年7月29日から都市環境局平野せせらぎの里よりゲンジボタルの初齢幼虫約3,000個体の寄贈を受け、その飼育に取り組んできました。先般、4月22日、ゲンジボタルの終齢幼虫の上陸を確認し、成虫の誕生を心待ちにしていたところ、7月3日に成虫2匹が誕生し、7月5日午後5時現在6匹確認しています。そこで、市民の皆さまに水源環境・水質保全の関心を深めていただくため、ゲンジボタルの展示公開を実施することといたしました。

今後とも、様々な機会を活用して市民のみなさまに水道事業についてご理解を深めていただけるようPRを積極的に推進してまいりたいと考えておりますので、格別のご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。



○公開期間 平成18年7月6日から(1週間程度の予定)
      ただし、月曜日は休館日(月曜日が休日の場合は翌日)
      午前9時30分〜午後4時30分(入館は4時まで)
  ○公開場所 水道記念館
〒533-0024 大阪市東淀川区柴島1−3−1
TEL 06-6324-3191 FAX 06-6324-3114

   【参 考】

○ ゲンジボタルは
 ゲンジボタルは日本固有の種で、14〜18mm前後の大型になり、きれいな水辺にすむことから日本でもっとも親しまれているホタルです。ヘイケボタルとともに、幼虫の時期に水中生活するめずらしいホタルで、分布は、本州・四国・九州、対馬や隠岐、佐渡島。近年各地でその生息数が減少し、水環境のシンボル的な生物として各地で保護活動がなされており、地域によっては天然記念物に指定されているところもあります。

○ 水道記念館について
水道記念館の建物は、大阪市水道の主力ポンプ場として活躍した「旧第1配水ポンプ場」を保存活用し、水道通水100周年記念事業の一環として、平成7年に開館しました。
建物は関西近代建築の重鎮と名高い「宗兵蔵」氏の設計によるもので、ネオ・ルネサンス様式の赤煉瓦と御影石の調和が美しい景観を創りだしており、夜のライトアップなど皆様に親しまれています。平成11年には、現存する明治、大正建築として国の有形文化財として指定登録を受けています。
水道記念館の展示は、水道の歴史を知るコーナー、琵琶湖・淀川水系の淡水魚などの展示に大別されており、楽しく水や水道について学習できる施設として、活用していただいています。

水 道 記 念 館 案 内 図

〒533-0024 大阪市東淀川区柴島1−3−1
TEL 06-6324-3191 FAX 06-6324-3114

(最寄り駅)地下鉄御堂筋線「西中島南方」駅
阪急京都線「南方」駅  下車徒歩約15分
阪急千里線「柴島」駅
市バス「長柄橋北詰」 バス停    下車徒歩約10分
市バス「西中島1丁目」バス停

 ※駐車場に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。